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王毅中共中央政治局委員(外交部長)は現地時間21日、カザフスタンの首都アスタナで上海協力機構(SCO)加盟国外相理事会会議に出席した。新華社が伝えた。
王氏は「現在、百年間なかった変動が加速し、国際情勢に激動と変革が生じている。少数の国々が覇権と強権を遂行し、小集団を形成し、他国への干渉や抑圧を行い、デカップリングやサプライチェーンの分断を行っている。その目的は、『グローバル・サウス』の戦略的自律性を抑圧し、新興国や発展途上国の振興の道を封じることにある。世界の混迷が進行するほど、我々は『上海精神』を堅守し、正しい方向性を把握し、SCOのさらなる確実化、強化によって、効果的に共通利益を守り、様々な試練に対処し、公平と正義を守る必要がある」と指摘し、(1)戦略的自律性を堅持し、団結と協力を維持する(2)安危を共に担うことを堅持し、協力水準を高める(3)普遍的恩恵とウィンウィンを堅持し、協力と発展に活力を吹き込む(4)開放・包摂を堅持し、交流と相互参考を深めるという4点を提言した。
各国外相は発言の中でSCOの役割と発展の成果を高く評価。「上海精神」を発揚し、協力の潜在力を掘り起こし、開放・包摂を堅持し、政治・経済・安保分野の協力を強化し、コネクティビティを推進し、共同発展・繁栄を実現し、世界の平和と持続可能な発展に新たな貢献を果たすべきとの考えで一致した。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年5月22日